2022年度 |
2022年度は長唄の杵屋佐喜(唄)・稀音家六四郎(三味線)と、三曲の邦楽四重奏団が登場します。 |
チラシのダウンロード(PDF:420KB) |
第1回 杵屋佐喜・稀音家六四郎(長唄)
2023年1月8日(日)14時 | [発売日]2022年11月10日(木) |
公演内容詳細
美声が心揺さぶる杵屋佐喜と、正統派の風格ただよう稀音家六四郎が登場。
それぞれ「家」の芸を大切に守りながら精力的に活躍するふたりの長唄の世界をお楽しみください。 |
|
[曲目] | |
---|---|
長唄「神田祭」
芙蓉曲より「案山子」「鈴鹿時雨」「浮かれ黒猫」 長唄「船弁慶」 |
|
[プロフィール] | |
(C)堀田力丸
|
杵屋佐喜 1983年東京都生まれ。七代目杵屋佐吉の次男。三味線を五世杵屋佐吉、田島佳子に、長唄を人間国宝・杵屋佐登代、今藤尚之の各師に師事。玉川大学芸術学科声楽専攻卒業。声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦に、ピアノ・作曲をピアニストの仲野真世に師事。第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。2002年父の前名である佐喜を襲名。現在、唄方として国内外の演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会、TV、ラジオ等に出演多数。 |
(C)堀田力丸
|
稀音家六四郎 1986年東京都生まれ。幼少期から三味線を始め、16歳で稀音家祐介に師事、17歳で長唄研精会発会100周年記念演奏会にて三味線方、稀音家一郎としてデビュー。2018年父の後を継ぎ、六代目稀音家六四郎となる。現在、歌舞伎、演奏会、TVなどに出演。長唄協会会員、研精会代表。 |
第2回 邦楽四重奏団(三曲)
2023年2月25日(土)14時 | [発売日]2022年12月8日(木) |
公演内容詳細
古典はもちろん、下山一二三・野田暉行ら邦人現代作曲家、さらにクセナキスまで、
「いま」の感性で邦楽を追求する箏・三味線・尺八の四人組です。 結成から10年余り。腕利きたちが描き出す、邦楽の新境地に注目です。 |
|||
[曲目] | |||
---|---|---|---|
三ツ橋勾当作曲「松竹梅」
下山一二三:巫覡~尺八・二面の箏・十七絃の為の~ 野田暉行:尺八、二面の箏のための「春の調」 クセナキス:NYUYO 入陽 旭井翔一:邦楽四重奏曲 |
|||
[プロフィール] | |||
(C)堀田力丸
|
邦楽四重奏団 (写真左から)中島裕康 寺井結子 平田紀子 黒田鈴尊 2011年春、東京藝術大学邦楽科卒業の四人(箏・三絃・十七絃:平田紀子/寺井結子/中島裕康、尺八:黒田鈴尊)により結成されたカルテット。 「日本の伝統楽器で“今”と“これから”の音楽を創る」というコンセプトのもと、「作曲家への新作委嘱=“今”と“これから”の邦楽を探求するための作曲家との共同活動」、「1960年代以降に作曲された現代邦楽名作群の再演」、そしてそれらの根幹となる「伝統的な三曲合奏(三絃・箏・尺八による古典合奏)」の三つの視座から活動を展開し、これまでに12回の定期公演を東京で開催している。2015年NHK-FM放送「邦楽のひととき」にて野田暉行/松の曲(1976)を演奏。2016年11月には1stCD「邦楽四重奏団 野田暉行邦楽作品集」(コジマ録音ALM RECORDS)を発売し、『レコード芸術』(音楽之友社/2016年12月号)にて特選盤、『音楽現代』(芸術現代社/2017年1月号)にて推薦盤に選ばれる。同年「邦楽四重奏団プレイズ 下山一二三 邦楽個展」(企画:山本和智)、2017年「未来に伝える三善晃の世界Ⅱ」に出演、2017年にはニューヨーク公演(Asia Society・国際交流基金主催)を開催。2019年真庭市久世エスパスセンターでの三井住友海上文化財団ときめくひととき公演出演。2020年札幌コンサートホールkitaraランチコンサート出演、蔵王町ふるさと文化会館での三井住友海上文化財団ときめくひととき公演出演。 https://hougakuquartet.com |